おバカの旅


6月、友人のフリーライター宅に日本経済新聞社の文化部編集長が訪れ飲み会となりました。
日経新聞夕刊紙の特集ページ「芭蕉歩いた奥の細道を歩く」の取材で立ち寄ったのですが、酒席で多いに盛り上がり飲んだ勢いで、「最終まで到着したら出迎えに行こう」と言うことになったらしいのです。
10月そんなこともすっかり忘れて平和な日々を過ごしていましたが、突然「来週到着するらしいけどどーする」とメール。何のことか整理するのに時間が掛かるほどでした。
でも、「いくか」と返事はしましたが実行するとは思っても居ませんでした。
移住者の友人で酒席にも一緒にいたS藤は用事で行けません。でも彼の一言、特別用事も目的も無い「おバカの旅」もいいもんだ。で、フリーライター君と二人で「おバカの旅」に出かけました。
10月2日雨の中を車で芭蕉結びの地のある岐阜県大垣市に向け出発しました。
日本海側を廻り、「奥の細道」に近い行程で650kmのドライブです。
飲んだり食ったり走ったりで夜には大垣市に到着しました。余り縁の無い都市ですが大きな町で活気もあります。夜は近所に居酒屋で一杯。
夜は東南アジアにありそうな雰囲気の、怪しげなホテルで一泊。

芭蕉結びの地

10月3日予定では今日到着のはずです。でも、到着場所も聞いていませんし時間も不明です。
関が原の古戦場跡あたりから街道を車で走り歩いている本人を探しましたら見つかりません。
流石に岐阜は暖かく、着ていった洋服では暑い。運良く洋服安売りの「しまむら」を見つけTシャツを買いました。二人分で千円でお釣り。
到着場所を「芭蕉結びの地」と当りをつけ、近所の花屋で偶然見つけた「芭蕉科」の「旅人の木」を購入し待つことにしました。
旅人の木
午後三時ごろ余り遅いので近所を車で走ってみると、日焼けし体も締まってきた彼が歩いて居ました!
見つからない様に結びの地に戻り待っていると、日経新聞社の本社や阪神支局の人たちも集まってきました。
盛大に到着を祝い、支局の人が持ってきたクラッカーまで鳴らしました。
編集長は、なぜ我々がここにいるのか理解できなかったようで、驚いています。
打ち上げとご苦労サンの酒宴を新聞支社の手配で近所の料亭で開きました。
1500km以上を歩き続けた旅の間の苦労話に花が咲きました。
また都路で飲みましょう、と別れて昨日泊まったホテルに戻り、近所の居酒屋で飲み直しました。
10月4日、今日も少し雨が降っています。
都路に向けて帰路に着きます。途中世界遺産に登録された「白川郷」により、合掌作りの家を見学。
フリーライター君はまめなので土産ものを買いに走ります。驚いたのは都路にも存在しない有料駐車場が、こんな山の中に存在することです。
白川郷日経の記事                              













食事のたびに何を食べるか迷い、缶飲料でさえ迷うフリーライター君とバカな話を飽きずに続けた三日間の旅でした。



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